課題を再現することに徹底する時期
ハンドメイド起業
ALANKAR流の「ハンドメイドで起業する7つのフェーズ」の連載を始めました。
7つのフェーズの中にもそれぞれに小さなフェーズはあるのですが、まずは大きく7つの段階を解説していきます。
今回は2つ目のフェーズ「課題を再現することに徹底する時期」
要は、お手本を模倣する時期ということです。
私の教室では、課題作品ごとに「レシピ」と呼んでいる写真入り作業手順書を作って、レッスン受講者様にお配りしています。
この順番に進めていくと見本の作品のように仕上がりますという内容です。
前回の、基礎を習得する過程が中途半端な状態だと、レシピ通りに作っても仕上がりが良い状態にはなりません。
なので、基礎を習得しつつ、徹底的に課題を模倣して、何も見なくても制作できるところまで練習をしていただきたいと考えています。
レシピを見ることなく、サンプルだけを見て課題を作ることができるようになれば、レシピでお伝えする技法がほぼ身に付いたということになります。
その次の課題に進んだ時に、「あの時にやったあの方法だ」と理解されているので、さらに新しく出てくる手法を無理なく身につけることができどんどん技術が磨かれていきます。
過去にやっているはずの手法が身につかない状態で次々に新しい課題に取り組むと、テキストやノートを見直すことに時間が費やされたり、何度も質問することになるので制作も進みませんし、ご自身もストレスを感じるようになってしまいます。
それは先に進むべきではない状態ということになります。
基礎ができていることが前提での第2段階ですから、課題をしっかりと再現・模倣し、それを自分の技術に取り入れ(引き出し作り)ることを徹底的に行うことが大事ですね。
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